App Store Connect アプリの課金でリジェクト

アプリ開発中はめちゃくちゃ書きたい事できる。その時はぜひブログに書きたいと思う。でも、ブログ書いてる暇があったら開発急がないとダメだから後回しにしてしまう。ようやく落ち着いて、あの件ブログに書かないとなーとか思いはするもののモチベが上がらず記事書けないっていうジレンマを持ちつつ、ただいま執筆中です。

モチベが整わない中、今回はアプリのリリース時のアップルとの戦いについて書きたいと思います。技術寄りの記事じゃなく申し訳ない。結論からいうと負け戦です。この件、当時はハラワタ煮えくり返ってましたが今はもう落ち着きました。

そもそものきっかけは、新規のアプリを開発してApp Storeに出したんですが、そのアプリに課金の要素があり、その課金をさせる方法がApp Storeの規約に違反していると指摘があった事でした。

そのアプリはツールアプリで、アプリ内で管理できるアイテムの上限数を増やすには上位のプランを購入しなくてはいけません。アプリ内での課金のさせ方ですが、購入したプランについて1年間ごとに更新しなければならないというものでした。

Appleが用意している課金タイプは消耗型、非消耗型、非更新購読、自動更新購読というものがありますがこのうち、本来であれば非更新購読が望ましい課金タイプだとレビューの後半で言われました。ただ残念ながら当アプリはチームで利用するため、チームのオーナーが課金すればそのチーム全体に反映されるという課金のさせ方でしたので、非更新購読は適用できませんでした。そこで年間分の購入費として消耗型で支払うように設定していたのです。

その結果、リジェクトに。

理由はApp Store Reviewガイドライン(2018/08現在)にある
https://developer.apple.com/jp/app-store/review/guidelines/

3.1.1 App内課金:
App内課金で購入されたクレジットやゲーム内通貨に有効期限を設定することはできません。

という部分。

レビュアー曰くこれに該当するんだという事でした。つまり”アプリが提供するサービスの期間更新のための購入”が”クレジットの有効期限に該当する”とおっしゃってきたわけです。

いや、ちょっと待ってください。

サービス自体の有効期限がクレジット?そんなバカな。

利用しているユーザーがプランを延長したいから、購入するんですよ?

そりゃ、たとえばゲーム内で武器とかキャラとかを購入するコインなんかに有効期限が設定されてたら誰だって怒りますよ。そもそもそうゆうのを禁止するための規約が上記の文言が意味するところだと思います。

この文言をすり抜けるために、アプリ内通貨の仕組みを組み込んで1年ごとにそのアプリ内通貨で支払って更新するって事はもちろん可能です。そのアプリ内通貨自体には有効期限がないからこの規約にはひっかかりません。

でも、そんな不毛な事サービス提供者はふつうやりません。サービスの延長をしたいユーザーにわざわざアプリ内通貨を購入させて1年ごとに必要な分を差し引いてとか、訳わかりません。そのサービスさえ延長できればいいと希望しているユーザーは何でコインみたいなの買わされるん?ってなりますよね、ふつう。これのどこがユーザー体験の向上なんですか、と。

そもそも以前リリースしたアプリでこの仕組みはレビュー通過してるんですよね。

ほんと、Appleのレビュアーって個人ごとの持論が大きいって事を改めて実感しました。このレビューの仕組み、もっと改善して欲しいです。頑張って人工知能とかにすればいい。

2週間のレビューの間、お互い譲らずAppleの担当者と直接電話交渉の運びとなりました。
ちなみに向こうが英語圏のレビュアーでも、電話連絡する際は「I can’t speak English. Please Japanese speaker.」とか書いてお願いすれば日本語話せる担当者が出てきてくれるってことが分かったのが今回の唯一得られたポイントです。

電話での会話の中で「あなたの指摘は間違っている。クレジットとかゲーム内通貨ではなく、あくまでサービスの延長をユーザーは購入するんだ」とか「本件についてアプリ内通貨用意して購入させるよう対応した場合、ユーザー体験の向上どころか利便性を落としている」とか論理的にお話させてもらったのですが、残念ながら今回の担当者はハズレだったらしくガンとして自分の意見を曲げようとはしませんでした。こちらの意見についてまともな返答すらくれず、ただ違反しているの一点張り。

結局このままじゃ埒があかないって事で私の方が折れました。消耗型での課金はしません。というかこのアプリにAppleの課金の仕組みは入れません。という舵を切りました。

幸い、WEBサイトとの連携を用意しているアプリでしたので、WEBサイト側からクレジットなどの支払い(今回は実装面の容易さを考慮してPayPal)を用意して課金を実現しました。

アプリ外の事においてはAppleは審査対象外です。アプリから開くWEBサイト側に不備があろうがレビュアーは一切指摘しません。
(もちろん自分のサイトに不備があれば直しますよ、私は)
なのでWEBサービスと連携しているアプリならアプリ内課金以外を実装するのがほんと楽です。Appleにマージン取られないしね。CookPadのやり方が好例だと思います。

私たちのアプリがリリースできるかどうかは、レビュアーの判断に委ねられているのですからレビュアーの方には論理的に正しい判断ができるよう素養を身につけて欲しいものです。

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